会長挨拶

令和3年度スローガン

勇往邁進

「 今だからこそ、新たなる時代への大切の一歩 感動を創る 」

 

はじめに、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、様々な社会活動が自粛され、私たちの生活をはじめ世界に脅威をもたらしております。皆様におかれましては、各家庭、職場毎に様々な対応に追われていると存じます。未だ先が見えない状況が続いておりますが、一日も早い新型コロナウィルスの収束を心よりお祈り申し上げます。

 

 

会長所信

今、新しい時代への大転換期を迎えています。

産業技術の発展により、20世紀後半には交通手段が発達し海外への移動も容易になり、また21世紀にはIT技術の進化によりインターネットを通じ世界中の人々と交流を持てるようになりました。今日では、世界が身近なものになり、豊富な情報や多くの知識が取り入れられます。しかし昨年からの新型コロナウイルスの影響により、全世界の人類の行動が制約を受け、今までからは想像のできない時代になっています。小田原箱根の地域も例外ではなく、多くの企業の経営に大きなインパクトを与えました。

私たち青年部会員は、各会員企業を代表してYEGの活動に参加しています。各事業所があるからこそYEGに参加でき、YEGに参加するためには会員企業の発展は必要不可欠です。 コロナ禍の中でも、ピンチをチャンスと捉え、新しい時代に向け、挑戦し、成長し続ける青年経済人もいますし、成長・革新を続ける企業も多くあります。

私たちも、この激動かつ瞬く間に時代が変化する時代に生き残るためには、時代に対応するための慧眼を持ち、私たち青年経済人は時代を先駆けるための情報と知識を取り入れ、その情報と知識を活かし、行動力を発揮することが試されています。

 

小田原箱根商工会議所青年部は、設立から7年目を迎え、今年度は117名の会員でスタートし、神奈川県内でも多くの会員を有する単会です。

時代の転換期だからこそ、会員全員が新しい時代に向け真剣に議論し、アイディアを持ち寄り、時には意見をぶつけ合い、目的を達成した時にはみんなで喜びを分かち合い、一人ひとりの力は限られていても、多くの力がまとまれば、大きなイノベーションを生み出します。小田原箱根の地域に多大に貢献することができ、多くの「感動」を創出します。

 

今年度のスローガンを「勇往邁進 ~今だからこそ、次なる時代への大切な一歩 感動を創る~」としました。

青年部の綱領に「先導者たる気概で研鑽に努めよう」との一節がありますが、今こそ、勇気を持って新しいことに挑み続ける、前向きな気持ちが必要不可欠です。

また、YEGの活動の目的として、1.自己研鑽や交流を通じての会員の資質向上、2.会員企業の発展、3.自己研鑽、企業の発展を通じて地域経済、地域社会への貢献の3つがあげられます。この要素は、青年部にはどれひとつも欠かせないものであり、我々会員はこれらを意識して活動する必要があります。

YEGの活動の原点を意識し、青年部での例会など各事業を活動することのみを目的とするのではなく、活動することによって得られる知識や経験を会員各自に、また各事業所に還元し、事業所の発展、地域への貢献に役立てるよう、青年部の事業を行ってまいります。

青年部には多くの仲間がいます。その仲間と、真摯な気持ちで活動に取り組み、時には楽しみながら、日常の生業とYEGの活動を両立することにより、会員企業の発展、地域への貢献、そして地域の明るい未来が見えていきます。我々が小田原箱根の地域に目を向け、地域の人たちとよりよい「まち」を創造し続けることにより、YEGの価値も向上し、地域に必要とされる団体となることができるのです。

 

令和元年度から令和2年度は、コロナ禍で青年部事業の開催の縮小・断念することがありました。令和3年度はその活動や想いも引き継ぎながら、時代を繋ぎ、会員が一丸となって共に活動してまいります。

 

志高く、新しい時代に向け、歩みを進めましょう!

 

 

小田原箱根商工会議所青年部 令和3年度 会長 石塚 順一

 

 

 

PAGE TOP